ペットビジネスの登竜門 JAPDA日本ペット通販振興会オフィシャルサイト
日本ペット通販振興会 事務局
香川県高松市木太町2734-2-704
ブランシアン内
Copyright(c) 2008 Japda All Rights Reserved.
子犬をお迎えするにあたって、まずはどんなものを準備したら良いのでしょうか?
ここでは最低限準備すれば良いものをご説明いたします。尚、サイズ等は犬種によって違ってきますので、詳しくは振興会会員各店までお尋ね下さい。
・ドッグフード
いろんなメーカーからさまざまなドッグフードが販売されていますが、一番良いのは今までブリーダーさん宅で食べていたもの。
環境が変わるとお腹の調子も悪くなる事がありますので、せめて食べ物だけでも今までと同じものを与えて下さい。
中には、一般のショップでは手に入れにくいものもありますので、入手方法についても事前に確認しておきましょう。
生後3か月ぐらいまではお湯で耳たぶ程度の固さにふやかしたものをその都度与えてあげて下さい。
フードを替える場合は一度に変えず、前のフードと混ぜながら少しづつ行うようにすると、お腹の負担も少なくて済みます。くれぐれも便の固さにはご用心!
・ケージ・サークル類
特にお迎えしてからの1週間は落ち着ける「居場所」を確保してあげる事が大事ですので、ケージまたはサークルを準備してあげましょう。
ケージ・サークルの中には寝るスペースとトイレを用意し、ペットシートはその都度変えてあげて下さい。
冬の防寒、夏の暑さ対策も忘れずに。出来るだけ静かで落ち着ける場所に設置しましょう。
・食器類
フードを入れる器は陶器かステンレス製のドッシリとしたものを。飲み水の器はボトルをさかさまにしたような給水器がこぼれなくて便利です。
・その他
獣医さんに連れて行く時等は無用な病気に感染しない為にも、キャリーバッグ等に入れてあげましょう。その他、必要に応じてブラシや爪切り等のケア用品や天然成分で出来た消臭剤等を準備されるといいですね。
ご自宅がフローリングの場合はラグマットを敷いたり、滑り止め剤を散布するなど、子犬の骨格に負担のかからない対策を施してあげて下さい。
遠方の場合は空港へのお迎えが必要になる場合もございます。その際の注意点について。
まず、ほとんどの空港では旅客ターミナルでは無く「貨物ターミナル」でのお受け取りとなります。地方空港の場合は旅客ターミナルに隣接している事が多いのですが、大きな空港ではかなり離れている場合もございますので事前の確認が必要です。
尚、貨物ターミナルへの入場や子犬受け取りの際にはお身元を確認する書類(免許証、保険証等)が必要になります。
空輸の際は、バリケンや簡易バスケットに入れて送られますので、基本的にはそのままケースごとお持ち帰りいただく事が出来ます。
事前の準備物としては、汚物等の処理用に新しいペットシートとウエットティシュ、ごみ袋等、また子犬の疲労回復の為にスポーツドリンクを少し飲ませてあげてください。
子犬を受け取ったら、まずは健康状態のチェックを行ってください。その後、受け取りの連絡を担当者にお願いいたします。(心配症の人が多いので・・・)
尚、各空港のダイヤ等はこちらをご覧下さい。
子犬は環境の変化に敏感です。お家に着いてからしばらくすると元気に遊びまわりますので分かりにくいのですが、ハイテンションになっている事が多いのです。
可愛い子犬を見ていると、つい一緒に遊びたくなるのですが、最初の1週間くらいは出来る限り静かにそっとしてあげて下さい。
この期間に遊ばせすぎると、吐いたり、急にぐたっとしたり、いわゆる低血糖の状態になります。その際はブドウ糖やハチ蜜を少し与えてあげると、ほとんどの場合回復します。
あとは、しっかり休ませて下さい。
また、お腹を壊して下痢になる子もいます。うんちの固さには十分注意されて下さい。もし異常があればすぐに担当者へご連絡をお願いします。
今までブリーダーさん宅で愛情いっぱいに育って来ましたので、新しいお家で夜泣きをする事があります。その際は、ケージごと毛布か何かで覆ってあげ、暗くする事で落ち着く子もいます。
少し可愛いそうですが、あまりかまってあげない事が大事です。
あるノウハウ本を見ると「躾けはお家に来たその日から」なんて書いていますが、知らない人にいきなり躾けられたら誰だってびっくりします。
信頼関係があってこその躾けですので、まずは環境と飼い主さんに慣れさせる事から始めて下さい。
子犬も人間の子供と同じで、良い事もあれば悪い事もあります。厳しく躾けないといけない事も出てきますが、広い気持ちで接してあげることが結局は良い子に育つ事につながります。
ぜひ、これからワンちゃんとの楽しい生活を満喫されて下さい。